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一日ひとつ、ことわざ・格言を取り上げ、例をあげながら意味を考え、覚えるまで繰り返し、ひとつ利口になるブログ。
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まなびておもわざればすなわちくらし

<意味>
いくら学んでも、自分でじっくり考えてみなければ、真の理解につながらないこと。
注:「罔し」は暗いの意味

英語では、Learning without thought is labor lost.(思考を伴わぬ学問は徒労である)
私が常々思っていたことを非常に端的に表現していたので、これを選びました。
自分に学ぶ気が無ければなにごとも身につかないということですね。例えば、受験勉強で日本史の年号をイヤになるほど覚えました。1600年関が原の戦い、などがそうです。しかし、年号を覚えることよりも、その与えられた情報から、どうして関が原の戦いは起こったのだろうか、実際に関が原でどんなことが行われたのだろうか、徳川家康はどうやって勝ったのだろうか、そういったことを考えることが、真に関が原の戦いを理解したということになるのです。

暗いという言葉には「物を弁別する智力がない、暗愚である」という意味もあります。智力がない、暗愚である人生は恐ろしいです。もしかしたら、自分が生きていることにも気づかないうちに終わってしまいそうな人生です。そういう人生を歩まないためにも、自分の頭で考えよう。
そう思いました。

学びて思わざれば即ち罔しについて昨晩も考えていたのですが、もっと良い例が浮かびましたので追加記事として書きます。

ゴルフの場合ですね、まずは立ち方やスイングを習います。ドライバーやアプローチを習います。それで、その通りにやっていればいちおうは出来るんですね。でも、伸びる人は、考える人です。つまり、同じアプローチでも、場所に寄って打ち方や道具を変えなければならない。それは、自分の経験をもって、自分の頭で考えるしかないのです。
また、この間はここでバンカーに入れちゃったから、今日はこういう風に打ってみよう、そう考えて実践することによって、前回よりも成長することが出来るわけです。
そして成長し続けるわけですね。

このブログで自分がやっていること、つまり、ことわざを覚えるということですが、言葉だけを暗記したとしても、意味を理解していなければそのことわざ・格言を本当に理解したことにはならない。本当に理解していないのなら、身についたとは言えない。そういうことだと思います。

学びて思わざれば即ち罔しということわざについて、最初は「なるほど」と思いましたが、これを説明しようとすると、何て難しいんでしょうか。


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